【学歴は関係ない】英語初心者の社会人だった私が英検1級に合格するまで その1
”英語主義”ブログを訪問してくださってありがとうございます。”母”が書きます。
今でこそ英語の講師として働く私ですが、昔から英語が好きだったか、というと全くそんなことはありません。
小学生で英語の学習をしたことなど全くなく、ローマ字さえも多少怪しかった中学入学当初。加えて、勉強に熱が入らずかなりサボりがちだった私は、単語の小テストなども含めてその頃かなりひどい成績を取っていました。
中学2年生になったばかりの頃だったでしょうか?当時の英語の教師が「英語は、この先はいくら頑張ってももう追いつけない、取り返しがつかない時が来る。そういう教科だ。」と私たちに向かって力説したのです。(だから今ちゃんと勉強しろ、という意味だったのは分かるのですが。)
英語の勉強をしなきゃ、テストに向けてやらなきゃ、でもやる気が…。そんなダメダメな中学生だった私は、その教師の言葉に恐れおののき、「もう自分は英語ができない人間になってしまった。これから頑張ろうと思ってももう遅いんだ。恥ずかしい!」と完全に英語アレルギー体質を持つようになりました。
恐らくひどい点数だったであろう高校入試も他教科でカバーし、何とか入った高校でも特に目覚めることもなく、大学入試も英語力はほとんど問われない公募推薦入試でクリアし、しかもその大学は語学で英語を選択しなくても良い!というカリキュラムでした。(当然に英語は選択せず)
そんな私がバブルで入社した大手企業を1年で退職し、その間に貯めたお金で行ってみたアメリカでの3ヶ月間の“語学留学”(バブリーな言葉ですね)からようやく私の英語学習はスタートするのです。
その時、私はすでに23歳になっていました。
(続く)