英語主義~英語で早慶上智を突破~

英語講師の母と一浪慶應生の息子が書く、親目線と子目線、両方の視点から経験談が語られていくブログです!

99歳での大学卒業🎓

 

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徳島県の99歳の男性が3月27日に放送大学を卒業されたそうです。82歳で入学後、「心理と教育コース」を17年かけて単位を取得し、過去最高齢で卒業されたとのこと。

               

さらに「一区切りではあるが、勉強は続けていきたい。大勢の人にお世話になったので社会奉仕をして、お返しをしていきたい」と話されていたそうです。(N H Kのニュースサイトより)

 

82歳で新たな一歩を踏み出す決意、17年もコツコツ学び続ける忍耐力、99歳とは思えない程の若々しさと謙虚さ、やり遂げる根性、なんて素晴らしいのだろうと30秒ほどのニュースのテレビ画面に釘付けになってしまいました。

 

やる気が〜とか、モチベーションが〜、とか歳で…とか、時間が…とか、コロナのせいで…とか、いろいろあって…とか、ついつい言い訳を次々と並べたくなる今日この頃の私ですが、せっかくの春、まずは重い腰を上げて、何かを始めて見ることが大切なのかもしれません。

 

そして、いくつになっても社会貢献したい、と思えるような利他的な気持ちも持ち続けなければなりませんね。春のライン「桜」

そんなことを考えさせられた「99歳での卒業証書」のニュースでした。

 

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どうしてもやる気が出ない人々

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さて、補欠の繰り上がり待ちがあるとは言え、ほぼ恐らく(99%くらいは)受験の結果も出揃って、新高校3年生も浪人が決まった人も、新たな気持ちで受験勉強に臨もうとする季節かと思います。

                    桜のキャラクター(春)

そのやる気を、多かれ少なかれ行動にきちんと移せている人は、問題なくこのまま、まずは夏、天王山を迎えるまでコツコツと基礎を固めていってもらえたらよいかと思います。

 

でも、いよいよ受験学年、または浪人なのだから、今年こそはちゃんと頑張ろう!と思っても、ついついなかなかどうしてもなぜか…行動が伴わない…、明日からこそ頑張ろう!の一日伸ばし…となっている人もいるのではないでしょうか。

 

なぜそう思うのか?それは、もちろん私自身がまさしくその通りだったからです。

 

この記事にもあります↓

www.lovelove-english.com

 

最近、なぜこれ程までに勉強することができなかったのか?振り返って思い出そうとするのですが「どうしてもできなかった」その頃の自分の感情は蘇るけれども、特に明確な理由は思い浮かびません。

 

もしかしたらこれという理由はなかったのかな?ただどうしても勉強しようとすることができない資質を(少なくともその頃は)持っていたとか?

 

当時の環境がなんとなく落ち着かないものだった、ということもあったかもしれないし、勉強すればこうなってああなって、自分にとっての明るく楽しい未来を切り拓けるかもしれない、などとも想像できないタチだったのかもしれません。

 

いずれにしても、今振り返ってみても、私の勉強しようとすることができない資質はちょっと度が外れたものだったように思いますが、自分でコントロールできるものでもなかなかなかったように考えます。

 

そんな自分が嫌だけど、自分でも辛い気もするけどどうにもならない、そんな受験生が、ひょっとすると今でもいるのかもしれませんね。

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勉強すべき時に勉強する大切さ、それにできる限り多くの人が気づいて、私のような人が少しでも減りますように。きっかけはやはり自分が見つけるしかないのでしょうか。

 

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浪人は恥ずかしいこと?

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我が家の次男である“息子”は一年の浪人生活を経て、現在大学生活を送っています。

 

高校の卒業式が終わった後、私も“浪人生の親“としての一年が始まった訳ですが、周りの人たちからは(皆さん思慮深い方ばかりだったのか)あまり「息子さん、どうなった?」などとは尋ねられることもなかったように思います。

 

それでも話の流れから「今、浪人生活してるのよ」とお知らせすることも度々あり、私も決して深刻な様子で話した、という訳でもなかったと思うのですが、「そんなこと、言わなくていいよ」などと言われる時もありました。

              世間話をする女性のイラスト

もっとあっさりと「そうなんだね〜」くらいの反応を予期していた想定でのそのような返答に、たまに「あれ?浪人って伏せておきたいような、少し恥ずかしいことなのかな?」と、驚いてしまった私だったのですが…。

 

でもやはり、当時もそして今でも、少なくとも浪人は決して恥ずかしいことなどではないと断言できます。

 

この時代周知の通り、現役で行くことだけを考えれば、いくらでも進学できる大学はあるのです。自分に合う適当な高さの山を選んで、楽々頂上にたどり着けばいいだけです。

 

それを敢えて登り詰めることができるか、どんな困難が待ち受けているのかも分からない山の頂を目指して進もうとする意思、その道を選んだ決意はむしろ尊敬にも値します。

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目指した以上、応援してくれる周りの人々のことも頭の片隅に忘れずに置きながら、1ミリも後悔などしなくて済むように、1日を大切に遣って悔いのない浪人生活にして欲しいと思います。

 

「挫折」の経験はとても貴重なこと。あなたの上に来年の桜が満開に咲き誇りますように🌸

 

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このドキュメンタリーも英語で

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英語のリスニング力の向上を目指す学習方法の一つとして、よく“NHK World Japan”というサイトを利用していると書きましたが

 

↓こちらの記事です↓

www.lovelove-english.com

 

On demandでいつでも視聴できる番組は長期間に渡ってそのCategoryに収められているので、気に入ってものは何度も繰り返し観られてとてもありがたいのですが、ただ半永久的に、という訳ではないので、もう一度観たいな、と思い立って探すともう既に無くなっている、という時もしばしばあります(涙)。

 

先日もう一度観ようと思っていくら探しても見当たらず、視聴期間が終わってしまったのだな、と非常に残念に思った番組、それが“東田直樹”さんに関するドキュメンタリーです。

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東田直樹さんは「会話のできないの重度の自閉症者でありながら、文字盤を指差しながら言葉を発していく『文字盤ポインティング』やパソコンを利用して、援助なしでのコミュニケーションが可能」(東田直樹著『飛び跳ねる思考』より)という1992年生まれの男性です。

 

その東田さんが13歳の時に執筆した『自閉症の僕が跳びはねる理由』という本を、イギリス人の作家 David Mitchell が ”Reason I Jump” というタイトルで翻訳しました。彼は以前日本に住んでいたこともあり、日本語を理解できたため、この東田さんの著作を読むことが可能だった訳ですが、実はDavid Mitchellの息子さんも重度の自閉症者であり、言葉でのコミュニケーションをとることが困難なのだそうです。

 

この本は今では世界20カ国語以上で出版されているとのことです。

David Mitchellはこのドキュメンタリー番組の中で東田さんと直接会い、この本を執筆してくれたことへのお礼を伝えていました。この本を通して自分の息子の心を垣間見ることができた、と。この一冊の本によって救われた家族がいったい世界中にどれだけいることでしょう。

宇宙・惑星のライン素材

私はこの本の英語翻訳版はまだ読んでいないのですが、「立ち読み」させてもらったところ、機知に富んだとても美しい日本語を書かれる東田さんの原作に忠実に、非常にシンプルで読みやすい英語で訳されているように感じました。

 

このような分野や東田さんの作品などに興味のある方は、日本語ででもまた英語の学習を兼ねて翻訳版ででも、必読の一冊だと思いますし、“NHK World Japan”でも是非またこの番組を放映していただきたいです。

 

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浪人生の4月は辛い

皆さんこんにちは!英語主義ブログをお読みいただきありがとうございます!

息子が書きます。

 

 

4月から大学に入学される方も多いでしょうが、浪人生活を迎えている受験生も一定数いると思います。そんな浪人生の方々に向けたお話を今回はしたいと思います。

 

 

浪人生が一番苦労する問題とは何でしょうか?時間はたっぷりあります。丸一日空いている状態が受験まで続きますし、現役時代のアドバンテージもありますしね。お金の問題は、家庭によってはあるでしょう。予備校や塾選びも大切ですね。しかし、これらの問題は”一番”苦労する問題ではないと思うんです。僕は、モチベーション、つまりやる気が一年間続くかどうかの問題が一番厄介であると考えています。

 

 

僕自身の経験から言えば、4月が一番辛い時期であると思います。高校時代の同級生はそれぞれの道を進んでいて、SNSを見ていると自分だけが取り残されている感がすごいんです。特に、自分の行きたかった大学に進学している友達のインスタのストーリーを見ると自分が情けなくなります(笑)

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そんな4月にやる気満々になるのはかなーり難しいのではないでしょうか。やる気を出すとまではいかなくても、精神状態を保つ一つの案はSNSを一切見ないことです。浪人生の精神状態で、友達の幸せを見ても残る感情は嫉妬だけです。

 

 

やる気を出す、あるいは一年間モチベーションを維持するための特効薬などありません。僕の場合は、無理やり机の前に座って勉強していく中でモチベーションアップしていきました。勉強を続けていく過程で、友達に負けたくないとか、もう悔しい思いをしたくないだとか、やる気につながる感情が芽生えてきたんです。

 

 

ですから、浪人生の皆さんはとりあえず机の前に座ってみてはいかがでしょうか(笑)

 

 

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ドキュメンタリーを英語で

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英語のリスニング力の向上を目指す学習方法として、気楽に楽しめもするという娯楽的な要素も兼ねて、これまで私もAmazonプライムビデオやNetflixなどを視聴してきましたが、観たいと思える映画やドラマのジャンルもある程度限られているので、だんだん飽きてきて、たまに(あんなに多くの映画やビデオの本数があるにも関わらず)「観るものがないなぁ」という感じになってしまう時があります。

 

そんな際に私が利用するのがNHK World Japan”のサイトです。スマホにアプリをダウンロードして、Liveでニュースを聴いたり(時報ごとに放映している)、On demandで観たい番組を探したりします。

 

私はOn demandでCategory分けされている中のDocumentaryを度々開いて興味のありそうな番組を物色します。そして、ここにある番組はかなり長期間に渡って観られる(すぐには消えない)ので、感銘を受けたものは何度も繰り返し観ることが多いです。

 

今あるものの中から、本日は2019年12月にアフガニスタンで殺害され惜しまれながら亡くなった中村哲医師の活動に関する番組を再び視聴しました。 “Water, Not Weapons(武器ではなく水を) : The Greening of Afghanistan” というタイトルです。

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歴史的な干ばつによって水もなく食料も不足するアフガニスタンの人々に必要なのは、「100人の医師よりも1本の水路だ」と、自ら先頭に立ってその偉業を成し遂げた中村医師。

 

現地の人々にこのように語りかけます。

緑の山のライン素材

There was no water here and there was no money.  There was nothing for people to eat.  But the most important thing was staying alive, life is paramount.  What is required is not weapons or armies.  Therefore we pledge we will continue to offer our support.

 

(ここには水もお金も食べ物も何もなかった。けれども一番大切なことは生き続けることなのです。命はかけがえのないものです。必要なのは武器でも軍隊でもない。だから、私たちはこれからも協力し続けることを約束します。〜拙訳〜)

 

この“NHK World Japan”は18言語で放映されているとなっていて、私はEnglishに設定してあります。ある程度の英語力をお持ちの方であれば、利用する価値の高いサイトではないかと思います。試してみられてはいかがでしょうか?

 

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多読のススメ ペーパーバックの歩き方 その5

 

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Haruki Murakami   ”NORWEGIAN WOOD”

 

言わずと知れた村上春樹の代表作の一つであるノルウェーです。Jay Rubinが翻訳したペーパーバック版を十数年ぶりに読んでみました。

 

1987年に出版されたこの小説は村上春樹を一気に超スター作家に押し上げました。私も学生時代に「初版本」の上下巻(帯に「100パーセントの恋愛小説!!」と書かれています)ワクワクドキドキしながら買って、一気に読みました。それ以前に出版された中長編とは違って、分かりやすい・読みやすいこのストレートなストーリーに没頭した若かりし日の思いは、今でも胸に焼きついて残っています。

 

しかし、今回改めて読んでみると、それぞれのシーンに対しての感じ方や気持ちがあの頃とは違っている自分がいて、「歳をとるってこういうことなのかな?」と思わざるを得ない(汗)…と気付きました。

 

日本語の原作版で読めば、また違ったのかも知れません。微妙なニュアンスの部分がどうしても微かにズレる、違和感の残る箇所が少しずつあるように思います。言い回しというか。やはり翻訳というものはとても難しいのですね。

 

例えば、日本語原文ではもう少し遠回しに言っている部分でも、英語だとそれよりは直接的な言い方になってしまっているような感じがします。

 

それから、特に固有名詞。登場人物の名前も“緑”はgreen だとか“桃子”はpinkだとか、説明が必要だし、“玲子”も敢えてカタカナで表記する際のニュアンスの違いとか。猫の名前とか。“カモメ”と“Seagull”では違うような、でも”Kamome”とする訳にもいかないだろうな、とか。やはり、原作で読む醍醐味を改めて知ることができました

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今回日本語→英語のペーパーバックをご紹介したのは、本の内容が予め分かっているものを読むのは非常に楽で、難易度がグッと下がるからです。途中で筋が分からなくなってしまうこともなく、安心して読み進められます。知らない単語も気にせずに済むし、もしもどうしても気になる語があったら、日本語の原作版でさっと確認するだけです。

 

まるで日本語(母語)を読むように、「返り読み」することなく、ある程度のスピードで英語を読めるようにすることは、大学受験英語ではとても大切なポイントです。それができないと、時間内に問題を解ききることは極めて困難でしょう。

 

どうぞ、受験学年になるまでのまだ時間に余裕のあるうちに、どんどん多読してください。

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ススメです。                 

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