あなたのお子さんは大丈夫?【英語講師がこれだけは阻止したいこと】
“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“母”が書きます。
長年小さな英語塾で講師を務めたくさんのコドモたちと出会ってきましたが、今ではおばあちゃんと孫、と言ってもどこもおかしくない年齢となり(涙)、ますますその子たちをかわいいなぁ、と思う反面、体力的な衰えを感じずにはいられない今日この頃です。(コドモって本当にパワフルですよね)
そんな私ですが、“分からない”とか“間違えた” とかで怒ったり、注意をしてコドモを悲しい目にあわせたりするなんてことは、まずありません。そんなことで学習意欲を低下させてしまうようなミスだけはしないように、気をつけているつもりです。
しかしながら、これだけは阻止したい!この子のこの先の未来のためにも!!と思っていることがあって…。
それが、点数の改ざんです。ハイ、大げさですよね(汗)。
小学校1〜2年生ではまずないと言えますが、3年生、4年生くらいになると、チラホラそのような子が現れます。例えば、リスニングの問題をみんなで解いた後の答え合わせで、赤ペンで丸つけをしているはずが、なぜかその子はシャーペンと消しゴムも駆使してとっても忙しそうに丸つけをしているのです。もちろん目の前で見ている私は気づいていますので、ズカズカとその子の机の前まで行って、「聞き逃しちゃった?じゃあ、先生が丸つけしてあげるね」などと言って、簡単にズルができてしまう、などという認識をさせないように頑張ります。
ただ、目にうっすらと悔し涙を浮かべてたりもするんですよね。心が折れそうになりますが(大げさ?)そんな風に悔しがることのできるその子の強さに期待して、その涙は見ないフリで淡々と授業を進めます。
そういう子が、たまに次の課題を頑張ってやってきたりすることがあります。うーんと褒めて、続きのリスニング問題もバッチリできて、ニコニコ顔で答え合わせしているのを見るのは、誠に講師冥利につきます。
ただし、それがずっとは続かないのがコドモ界の人たち…(涙)まるで前回の素晴らしさは私の妄想だった、とでも言わんばかりに、課題をやってなかったりします。でも、そんなことを繰り返しながら、きっとみんな成長していくのですよね。
日常の塾の風景の中の一枚です。
読んでくださった方のご参考になりますように。