英語主義~英語で早慶上智を突破~

英語講師の母と一浪慶應生の息子が書く、親目線と子目線、両方の視点から経験談が語られていくブログです!

【中学受験と高校受験】生まれ変わったらどっちを選ぶ?

“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“”が書きます。

 

今日は2月3日。今年も中学入試は徐々に大詰めを迎え、大学入試では日東駒専成成明学の後に上智開戦、M A R C Hも続々とスタートし、早慶を経て、国公立へ。そして、早い地域では今月中旬から高校入試が行われます。まさに受験生が主役となるひと月ですね。

ところで、私が働く小さな英語塾ではお受験で、または中学受験で小中高校へ通っているお子さんが多く、高校受験組はマイノリティーの存在です。

 

一方、我が家は長男も、そして次男である“息子”も高校受験です。中学までは地元の公立中、高校も二人とも公立高校でした。

                試験会場へ向かう学生のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

塾のお子さんたちを見ていると、大学受験を見据えるならば、やはり高校受験のない中高で学ぶ方がメリットが大きいように思います。使う教科書が違う、授業の質が違う、カリキュラムが違う、学友たちが同じレベルで切磋琢磨できる、高校までの学習範囲を高2でやり終えて、高3の一年間をまるまる受験対策に使える(ズル)…等、枚挙にいとまがありません。(*個人の感想です)

 

ではなぜうちは高校受験だったのか、それはまたのお話とするとして、私の周りではそのようにすっかりマイノリティーとなってしまっている高校受験にもメリットはあると思います。

 

巷でもよく言われているように、中学受験は“親の受験”でもあります。中3という年ごろは多くの子どもにとっては反抗期のピークをやっとこさ超え、高校受験をある程度は“自分のこと”として捉えられるようになるため、3年後に控える大学受験の緊張感、厳しさを肌で実体験することになるのです。1倍以下でない限り受験は必ず落ちる人がいる、これを体感することはその子の大きな強みとなるかもしれません。

 

高校受験は本当に緊張する受験です。一部の、私立狙いで何校かを受ける生徒を除けば、大半は公立高校が第一志望です。そして(異なるシステムの地域もあるかと思いますが、少なくとも我が家の地域では)まさしく一発勝負なのです。私も子どもの受験の時、中受や大学受験のように何校かを受けることができたらいいのに…とよく考えました。(しかも発表までがあり得ない程に長い!これ本当に何とかならないでしょうか…?)

 

でもね、待って待って、待ちくたびれて疲れ果てたところで聞ける「合格してた」の一報は言い表せないくらい嬉しいものです。そして例えもしもそれがサクラの便りではなくとも、すぐ3年後には大学受験という大リベンジの舞台が待っているのです。

 

日本中の高校受験生、頑張れ。最後の1分まであきらめないで。

                          受験生の応援メッセージのテンプレート「がんばれ受験生・ダルマ」

でも、中学受験してたら“息子”は一浪せずに済んだかな?う〜ん、悩ましい…。

 

読んでくださった方のご参考になりますように。