酸っぱい記憶
“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“母”が書きます。
前の記事で“ムスコ”の大学受験時に予めいろいろなグッズを購入して備えたというお話をしましたが、
今日は実際の受験日の朝食についてです。
“ムスコ”は「忘れ物」とともに「ケアレスミス」がとても多い性質を持っており、私はそれを大変に懸念していました。力を出し切ってダメなら仕方ないけれども、ケアレスミスのために失点して不合格になるなんてことのないように、何かいいアイディアがないか。私にできることを必死に考えていました
そこで私が思いついたのがビタミンCを摂取させることでした。ビタミンCは集中力を高めるという話をどこかで見聞きしたのです。付け焼き刃でも”You are what you eat.”ですしね!
でも“ムスコ”は食べられない食材も多く、果物にも苦手があります。かと言って錠剤も好きではないので緊張する受験日の朝にビタミン剤を摂取するわけもありません。
私に残された選択肢はイチゴのみでした。彼もイチゴは好物であり、練乳も大好きです。私は“ムスコ”の受験日の朝にフレッシュなイチゴをテーブルの乗せられるように、せっせと買い出しに出かけました。
受験日の度に朝食に登場する“母の想いが思いっきり乗っかった”イチゴ…、酸っぱ過ぎたことでしょうね。どれだけ練乳をかけても、甘さなんてない複雑な味だったのかもしれません(涙)。sour grapes ではなくsour strawberries ですね
ちなみに次男である”息子”は2度目の受験時には、自分で前日に食べられそうなものを買ってきておいて朝ごはんにする、という希望でしたので、手間もかからず、私の想いを乗せる余地などというものは全くありませんでした。
全て今になって振り返れば、の私の酸っぱい記憶です。
読んでくださった方のご参考になりますように。