浪人に向かない受験生
“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“母”が書きます。
このブログを共同執筆している“息子”とは別に、我が家にはもう一人“ムスコ”がおりますが、彼はチャレンジ級の大学には合格しなかったものの、本人が浪人は望まず、現役で大学に進学しました。
この記事にあります↓
私はその際に「この程度の勉強で〇〇大学にも合格できたのだから、もう一年勉強したらチャレンジ大学にも合格できるのではないか?」と思って、彼の決断は尊重するものの、この先後悔したりしないか?と少々心配したりもしました。
後になって言えることですが、その時彼にあれ以上浪人を勧めるようなことを言わずに済んで、今でも心から良かったと感じています。
職場の塾で教えていてもそうですが、確かに人それぞれ理解力というものは異なり、10教えて10解る生徒もいれば、5の子も3の子もいます。もちろん理解力はとても重要で、そんなのは全然関係ないなんてとても言えません。
しかし、残念ながら、その持って生まれた有難い理解力をちゃんと駆使できる子ばかりな訳ではなく、むしろその貴重な理解力に替えてでも、継続して努力する・勉強する力があったらなぁ、と思わずにはいられない子もたくさんいるのです。
我が家のもう一人の“ムスコ”もまさにそんなタイプでした。
逆に浪人した“息子”は、もしかしたら他人に勝るような飛び抜けた理解力などはなかったのだとしても、継続して目標に向けて頑張る力を持っていたのかもしれません。
「水飲み場までは連れて行けても…」という子と相対するのは、本当に大変だというのが実感です。親としても、また講師としても。
「勉強しなさい」と言わなければならない子に対しては、浪人は勧めない方が賢明なのかもしれません。
読んでくださった方のご参考になりますように。
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