受験日の朝何と言って送り出すか
“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“母”が書きます。
我が家の息子たちは最後の方のセンター試験世代です。二人で3回の大学受験を経験して数年が経ち、それぞれの悲しかったことも嬉しかったことも全部“春の夜の夢の如し”というのか、やはり大学受験もゴールではなく、そこからまた淡々と人生は続いて行くのだと痛感します。
彼らは割と早い段階から私立大学にターゲットを絞っていて、その分というのか受験校の数はそれなりに多かったです。そのいくつもある受験日の朝送り出す度に何と声をかけるのがいいのか、私はいつも良い言葉がないものかと考えを巡らせていました。「頑張って」はいけない、って聞くし…(悩)。まるでずいぶん昔の受験期のカロリーメイトのC Mで流れていた、あの曲のように。
“乾いた空に続く坂道 後ろ姿が小さくなる
優しい言葉 探せないまま 冷えたその手を振り続けた“
私も結局“良い言葉”なんて見つけられず、「行ってらっしゃい。気をつけてね。」といつも通りの声をかけて見送るだけでした。「忘れ物ない?」も言ったかな?
でも、もちろん息子たちは私がどんな言葉をかけたかなんて、何も覚えていないし、「どーでもいいし、関係ないし」に決まってます。
仕方ないけどそれでいいけれど、周りのさまざまな人たち、先生や友達や家族や、の支えもあって無事に試験を受けることができたことも心の何処かで忘れないでいてもらえたらと思います。
ところで昨年度のカロリーメイトのC M「見えないもの」篇、とても良かったですよね。これのおかげでちょっとだけ東京03のファンになりました。
まだまだこれからが本命の大学学部の受験という人もたくさんいらっしゃると思います。皆さん、どうぞ底力、見せつけてください。