浪人生の3月
“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“母”が書きます。
一昨日、昨日と首都圏では一気に春めいてポカポカ陽気となり、自宅近くの公園には半袖短パンで遊ぶ少年たちの姿も見受けられました。楽しそうに駆け回る子どもたちを見ると、こちらまで明るい気持ちになります。
さて、3年前の今頃に浪人が確定した“息子”ですが、2月〜3月にかけて不合格の知らせばかりで、覚悟していたとは言え、やはり壁際にもたれてしんどそうにしていて、なんだかね…と思った記憶があります。
それでも少しは友人や高校の部活動の仲間たちと遊びに行ったりもしていました。(楽しめてはいなかったかもしれませんが…)
同時に、引き続きお世話になると決めていた塾(結局高1〜浪人までの4年間、通い続けました)の先生と、この浪人生としての1年間どのように学習を進めるか相談したり、また新たに使ってみる教材を購入したり、ボロくなっていた暗記用のテキストを買い替えたりして、“息子”なりに心機一転、前を向こうとしていた3月だったと思います。
塾での授業も3月中旬からスタートしてもらっていました。再開してからは、それまでと同様にほぼ毎日、授業のない日でも自習に通い、家ではほとんど(夜遅い時間以外は)勉強はしませんでした。
英語に関しては、現役時に最後まで残った課題の一つだった“時間が足りなくならないようにする”ことをターゲットに、先生と話し合って教材やその使用方法を考えたようでした。
具体的には宿題で解いて来るのではなく、浪人の初期においてはその場で先生と一緒に問題を解いて、満足いく理解度が得られるか、といったような点にフォーカスしたようでした。
本人の考えややり方も柔軟に取り入れてもらっていました。(基礎の復習などは自分のペースでガンガン進めるとか)受験生を一通りやり終えた後なので、自分なりの考えもあったのだと思います。
終わってみれば決して無駄ではない浪人生活、それは間違いのないことだと実感します。でも、再びの挑戦に対して全く何の保証もない、それは厳しい現実でもありますよね。
そこを乗り越えてこそ、見える景色があるのかもしれません。
読んでくださった方のご参考になりますように。
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