『キクタン準1級』?『パス単準1級』?
“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“母”が書きます。
さて、中高生で英検2級に合格された皆さんは将来の大学受験に備えて、次はどの英単語の本を使って学習するのが良いでしょう?
主に道筋は2つに分かれるのではないかと思います。
1つは英検準1級を目指す場合です。その際は『キクタン準1級』または『パス単準1級』のどちらかを使うのが王道でしょう。
もう1つは大学受験によく出る単熟語を最優先に考える場合。とすると、『ターゲット1900』
この記事にもあります ↓
やら『速読英単語』、『システム英単語』などが今の主流でしょう。それぞれに申し分ないテキストであり、この本を選んだから成功した、とかこの本だったから落ちた、などはあり得ません。
今回の記事では、では英検準1級を目指す場合に『キクタン準1級』と『パス単準1級』のどちらを使うのが良いのか、について考えてみたいと思います。
私は英検準1級に合格するためにはこの2冊を両方とも使うことをお勧めしたいです。
英検2級と準1級の間には語彙力に対して最も高い壁があると思われます。
本当は「2級なら満点を取れる力」をつけてから準1級の学習に臨むのが理想的ですが、大学受験という時間制限のある中高生にはなかなかそんな余裕はありませんよね。
では2級にギリギリ(特にリーディングパートが)合格から準1級への挑戦となると、実際には「知らない単語ばかりだ〜!」となってしまいます。
その段階ではまずは比較的易しめに作られている(収められている語数が少なめである)『キクタン準1級』を使用し、暗記を進めてみましょう。『パス単』と大きく違うのは何と言っても”Check 2 Phrase“の部分であり、ここもできるだけ見る(或いは暗記する)ようにしていると、初めて覚える単語でもそのイメージが正確に身につきやすいでしょう。
ただし私の感じるところでは『キクタン準1級』のみでは問1の25問に対しての語彙力が十分だとは言えないと思います。出題される語彙の難易度の高さを考えると、『キクタン準1級』を一通り暗記し終えた後で、今度は『パス単準1級』で知識を上塗りしていく、というやり方も取り入れてみてはどうでしょうか。
単語帳は1冊に絞って徹底的に覚え完璧にする、というのが鉄則ではありますが、私のように同じテキストだけではちょっと飽きてしまう…などという傾向をお持ちの方には(何冊も何冊もはよくありませんが)このような方法もお勧めです。
読んでくださった方のご参考になりますように。
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