勉強って結局才能なの?塾講師がぶっちゃけます
こんにちは。英語主義ブログをお読みいただきありがとうございます!
今回は、息子が書きます!
さて、いきなりですが、勉強に才能って関係あると思いますか?
試しに、「勉強 才能」とネットで検索してみたところ、意見は大きく分けて3つありました。1つ目は、勉強は才能が全てである、という考えです。2つ目は、勉強は努力が全てで才能は関係ない、という考えです。3つ目は、才能は関係あるが、才能がない人間でも賢くなることはできる、という考えです。
皆さんは、どの考えが一番共感できるでしょうか?僕は、才能は大いに関係するが、良い環境と正しい努力さえできれば、ある程度は賢くなることができる、という考えです。3つ目の考えに近いですかね。
僕は、個別塾でアルバイトをしているので中高生を教えることも多いのですが、「1教えれば、10理解できる人」もいれば「10教えてやっと1理解できる人」もいます。これが事実です。人それぞれに才能の差はあり、それに伴って勉強を進めるペースがあるはずです。それなのに、勉強は努力が全てだと言い切り、学習の進度やレベルを揃えようとする人がいるから、結果として勉強嫌いになる子供が増えるのではないかとすら思います。
では、才能がない人はどうすれば勉強ができるようになるのでしょうか?
上でも述べたように、良い環境を整え、正しい努力さえできれば、一定レベルまでは勉強はできるようになると僕は思います。まず、良い環境が整っているとはどのような状態でしょうか。それは、勉強に集中できる場所(自習室や図書館など)があり、分からないところを教えてくれる指導者がいて、一緒に勉強を頑張ってくれる仲間もいることであると思います。次に、正しい努力をするとはどういうことでしょうか。それは、正しい勉強方法で、自分のレベルに合った教材を使うことだと思います。例えば、野球が上手になりたい人が筋トレだけを延々と続けていても、あまり上手くなるとは思えないですよね。それと同じで、自分に必要な勉強を、自分に合ったレベルでこなすことが大切です。
どんなに才能のない凡人でも、大学受験の偏差値65までは努力次第で到達可能であると、受験業界ではよく言われています。つまり、才能がなくてもMARCHまでは合格できるということです。もちろん、血の滲むような努力は必要ですが。しかし、プロのスポーツ選手や、音楽家になることと比べれば何とかなりそうな気がしませんか?(笑)
才能を言い訳にしていても何も変わりませんよ。