英語主義~英語で早慶上智を突破~

英語講師の母と一浪慶應生の息子が書く、親目線と子目線、両方の視点から経験談が語られていくブログです!

ジョニーへの伝言

“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“”が書きます。

 

私が(大昔ですが)通った高校は“なんちゃって進学校”というレベルの公立高校で、卒業した“お気楽女子大”に合格しただけでも「すごいね!」と言ってもらえるような環境の学校でした。

 

周りの女子はほとんどが短大か専門学校へ、男子は4年制の大学を目指すものの基本的には浪人する、という感じでした。大手予備校が花盛りの時代だったと思います。

                    f:id:lovelove-english:20220215134154p:plain

そのような学校でもさすがは公立高校、今思えば決して先生の質が低いということはなく、公平公正にどんな偏差値の学校にも先生が均等に配置されていたのだと思います。

 

私が高2の時の担任の先生はなぜかジョニーという愛称で生徒からも大変に慕われていて、社会科の教師だったのですが(私自身は残念ながらその先生に教わることはありませんでした)、教科書はほぼ一切使わない、ジョニーの語り口も絶妙な面白い授業、ということで評判でした。

 

その頃我が家では親の収入が安定しておらず、私は信頼をおく担任であるジョニーに「学費のことを考えて国立大学を目指したい」と相談しました。ジョニーの返事は「高校のレベル的に厳しい、難しすぎる」でした。

 

実は私は生まれてからそれまで一度も“塾”や“予備校”というような場所に通ったこともありませんでしたので、国立大学のレベルの高さも、偏差値についてもほとんど知識もなく、ただ授業料のことだけを考えて相談したため、担任にズバリ言われて、呆気なく“分相応の学校”を探すことにしました。皆が憧れる、テレビに出て来るスマートな人たちの行くような大学は雲の上のそのまたずーっと高いところにあるのだ、と考えるようになりました。

 

と同時に、ダメな私は引き続き一所懸命に勉強をしてみる、という機会を先延ばしにしてしまったのです。

 

もしも今私のような人が目の前にいたら、伝えたいです。

 

天気のライン素材(虹)

 

まだ高2なんだから、ここから本当に目指す気持ちがあるのならどこだって目指せる

 

授業料の高い予備校や塾に通わなくたって、やり方はいくらでもある

 

諦めるのはいつだってできるのだから、まずは本気でやってみて

              f:id:lovelove-english:20220215134835p:plain



読んでくださった方のご参考になりますように。

 

ブログランキングに参加しています!

にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村