浪人息子が早慶合格に向けてやってよかったこと その3
“英語主義“ブログを訪問してくださってありがとうございます。“母”が書きます。
“息子”が浪人生だった1年足らずの間にやってよかったことの振り返りの続き、最終回です。
浪人生活をスタートして、まだ時間的にも余裕がある春〜夏にかけて取り組んだことがありました。それが文章を理解するための「教養のようなもの」を身につけることでした。
“息子”は中学受験を経験していないからか、本人の資質か、もしかしたら親の影響か(涙)?、「そんなことも知らないの?」という案件が、受験勉強を通して結構多く登場したようでした。
そこで付け焼き刃であってもそこを補強することが、受験科目全てに対しての底上げにもつながるかもしれないということになったのです。
先生方もそんな“息子”の足りない点を補うために、取り組む題材選びやら、まつわる話を提供してくださるやら、さまざまに工夫をしてくださっていたようです。
そして、“息子”が自分一人でもできることとしてピックアップして読んだのが、児玉克順著『現代文読解のテーマとキーワード』(学研)という1冊でした。
「はじめに」に書かれている通り、この本を読む目的は、文章を読み解くために「知の下地」を身につけることであり、広く浅く文化・社会・経済・芸術等の特に現代文で頻出するテーマが取り上げられています。
文章は読んで理解したけれど「ちょっと何言ってるか分からない」という受験生には、まさにうってつけの1冊かと考えます。
もう一つ、半分はゲーム感覚、半分は国語力のアップを図って行ったことがありました。漢検の受験です。
高校生の時に塾の勧めもあり2級に合格してはいましたが、何度受けても漢字を学習する効果はあるだろう、ということで、秋頃に再び漢検2級にトライしました。
1点2点またはそれ以下の争いにもなりかねない大学受験において、漢字問題を落とすことは致命傷にもなり得ますし、言葉の意味を的確に判断し理解力を上げるためにも、漢検を手段として利用するのはよかったように思います。
今後も更にこれは参考にしていただきたい、と思い出す内容があれば、逐次お伝えしたいと考えております。
読んでくださった方のご参考になりますように。
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